なぜ、昔のアンテナを掘り起こしているかと言うと、マツコの知らない世界「昭和家電の世界」で白黒テレビが思ったよりきれいではないか。という考えから、送信所から受信アンテナ・ケーブルに何かしらのハードルがあったのではないかという思いで探りたいと思います。
昔のCATVケーブルを見たいと思う。
見たことは無いが対形ケーブルってどんな物なのか・・・。
調べてみると電話線と同じか同等でいいだろうか?
昔の資料見て、複数のTVフィーダー作られたか理由がわかった。
一般用はVHF帯域用(200Ω)、UHF帯域用(300Ω)、そして損失が少ないものが昭和時代に作られていた。損失が少ないタイプは見たこともない、。アンテナ設置工事時に一般用で済ませるので、とりはずしてまで「損失が少ない」方に取り替えないから生産が早期に終了したから見ていないのではと。
平行型フィーダはわかるが。

リボンフィーダとめがねフィーダ 何Ωかも明記がない。
当時、同軸ケーブルより安価で手軽に配線できたが、雑音や妨害信号に弱かった。
販売しているのは「
オヤイデ電気」だけみたいですね。
当然、昔はデジタルでは無いので遠くなればなるほど電波は弱くなり、ノイズが入って画質が落ちるのはわかる。
山があれば、工場があり、街がある。

テレビ見るだけでこんなに仕込まないとならないのか。
当然、プロによる判断が必要だが、知識と匠はいただろうか。
移相器メーカー側が施工するのだろうか・・・。
1981年当時の資料でした。
放送開始の「イ」は一体どういう仕様で実験成功したのかきちんと確認したい一瞬でした。
1926年12月25日なので1959年だから33年もあれば進化もしますね。じゃないです。
時代のテレビを映した映像が残っていない、一般の人でも見ること出来ないから相違が出るのではないか。
マツコの知らない世界「昭和家電の世界」で白黒テレビはなぜ表示する?
今のテレビはデジタルで16:9で走査線(横に走る映像線の数)も倍あるのでケーブルをつないだだけではアナログテレビに表示はできません。
白黒テレビの裏
白黒テレビは何が入力できるのかを見ましょう。
電源とアンテナ端子・光リモコンですね。
電源は100Vで今も昔も変わりません。
アンテナは今使われている同軸ケーブルではありません。
先ほど取り上げた300Ωリボンフェーダが接続端子になっているのでインピーダンス(300Ω←75Ω)とプラグを変換する
整合機を入れて同軸ケーブルを接続します。
ここまでは写真に写っている接続の仕方です。
放送局や映像製作のプロ仕様と違いますが、ここでは家にある「HDMI」で説明します。
まず、カメラ映像は画面の比率が16:9のデジタルなので、アナログテレビに表示するにはテレビの裏にある黄色のピンプラグに刺すRCA(コンポジット映像信号に変換しなければなりません。)に変換できるコンバーターを入れます。
コンバーターのHDMIコンポジット変換機はHDMI入力、RCA出力で16:9サイドカットできる仕様を選択します。
RCA出力した映像信号を電波VHF1CHまたは2CHに変換する
RFコンバーターを入れます。
VHF帯域は今のテレビで使われていません。市場は在庫限りになっていますのでRFコンバーター1つはあると昔の機材とつながるきっかけになりますのであると良いでしょう。
RFコンバーターを同軸ケーブルで接続して、整合機に接続して完成です。
デジタルとアナログを接続しようとすると手間がかかりますが、80年代やアナログが好きな方はやる価値はありますね。
もし、昔のテレビが倉庫に寝ていたら探して売るとよいでしょう。
概観が悪くて写らないテレビであってもアナログテレビ修理専門家屋が部品を交換すると写る可能性があるし、
概観が良い状態でブラン管にヒビ入っていても他の同じ型で交換すると問題なく写る白黒テレビも有ります。
おじちゃん・おばあちゃんの家に行くことあったら白黒テレビを頭に置いて行くといい出会いもあるかもしれませんね。