開催発表直後にブログでもお知らせしました「NICTオープンハウス2019」に行ってきました。
今回はこども向けのイベントと一緒に開催するということで「子どもに説明できれば大人も理解し、理科嫌いなどあっても知識が入る」という目線も含めてみていました。
まずは、日本標準時を作っているサーバーに行きました。
見学可能のリストには入っていますが、動線が提示していないので見学者は少数でした。
まず、入って、基準電波を広域受信機で受信モニターしていました。 前回は有りませんでした。
「聞くことが出来ない」と言っていたのに・・・。
ネット回線から電波時計に信号送る装置もありました。
製品化して何年たつのか・・・。価格は手の届く価格帯だろうか。
この部屋でアンテナも無ければ電波時計は受信できるのでしょうか?
日ごろは見学エリア含め無人と思うから調べていないと思うけど。
信号測定モニターと思うものもありましたね。
出力からのモニターと思うので波形はきれいですね。
この測定器を広域受信機側に接続すると波形はノイズとかで崩れるでしょうね。
時刻を作る精密度は世界で2位だけど、世界一のアメリカはどういう環境と仕様だろうか・・・。
未来ある鉱石
がっちりマンデーで海底にある光ファイバー中継器のケースが
サビにくい素材「ベリリウム銅」であることを紹介。その素材を作ったのが日本の「日本ガイシ」で特許も持っていると。
専門的なタイトルで読んでもわからなかったので説明を求めた。
電気的ロスが減ることなど利点が大きく量産化が可能な事。
「超伝導ケーブル」との比較を聞くの忘れたが、少ない情報での液体窒素などコストと比較すると手に届く物資ではないかと思うくらい興奮した。
(写真とっていませんでした。ごめんなさい)
学生によるポスターセッション
初日にはポスター掲示していたので見ました。
高校生や大学生には子ども目線で方向性の違う仕様をという願いをこめて。
前回見た東京高専は無かったですね。
東京高専は先生が作ったレールぽい発表だったら、個人でも生徒が手を上げにくい環境なのかなーと思いつつ、
多摩科学技術高校は多数発表があってがんばっていました。東京都小金井市にある、はじめて聴いた学校でまだ10年もたたないし、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定受けているそうだ。
ひとりでやっていたり、複数でやっていたり、教科書には無い研究で関心された。
式いっぱいのポスター・・・。ごめんなさい。聴いてもわからないと・・・。
他にも、時間が無かったので聴けなかったが(2時間ですべてのポスター見て説明聞ける?学生同士の交流も含めて2日間やった方が現実的だが)、ポスターの写真見ても「高校でやっても理解できるのかなー。すべての情報を見て、成果出している?」と思ったり。
ノーベル賞は失敗の中から見つけ出した証です。視野を広げて、大学や就職先で研究できる環境が出来れば一番いいですね。
高校時代を振り返ると教科書と実習で腕を磨くことだけで、ポスターセッションを見るとうらやましいなーと思う。
他にもいろいろありましたが、「同じ人で学校が推しているのか、金持ちだからいるのか不明」や「東京と地方の情報格差でメディアで聴いた情報とかぶっている」など、
ポスター作っても(現地に行く)金がないと何も出来ないのかと思うとさびしいです。
こども向け
初日見ましたが、15時ごろから親子で見学される方も見かけました。
こどもが来るとわかっていながら「どうやったら子どもが興奮するのか」や「ロボットなどをどうこのイベントに生かすのか」目線はまったくありませんでした。
2日目はポスターセクションの説明や意見交換したので、こどもエリアは見ることできませんでした。
文章のロボットと別のロボット写真です。
ロボット研究部
全体を通して知らなかった知識など再学習できたのでよかったのですが・・・。開発品には災害目線も多くなったのですが、災害が多い日本目線での法律改正や、復旧含め22コアファイバーなどNICT本部の考えを見直して欲しいオープンハウスでした。